拾年先の折は

言葉の言枝の言幹の言根の植わった土を翻訳するために。

日記

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初雪。朝七時ごろ、夜が明けて窓外が明るくなったかと思えば雨音も幾分静まっていて、霙がぼたぼた落ちるなかに、成型された結晶が少しばかり余計に空気抵抗を受けてひらひらというよりはすいっと動く、そういう風な雪が混じっていた。十一月中の東京の降雪…

2

快晴。伸びてきたので、手の爪を切る。睡眠時間だけが足りていない。間欠的に眠気に襲われるが、上手に寝るには弱々しいものだ。商店街を挟んで斜向かいにある八百屋の空き店舗が解体され始めているようで、石を叩くような音が止まなかったが、正午少し前にM…

1

曇り、ときに青空が見える。洗濯を済ませた。女物の靴下が二足、男物が一足わずかに揺れている。体調はあまりよくない。前日の徹夜だろう。少し睡眠が足りない。体重は83キロ弱。多すぎるので減らすべき。昨夜はBob Dylanの1966年のライブ音源でLike a Rolli…

秋待つものうい覚書

metamodernismとはつまるところ、電灯にぶつかりつづける夏の虫。 光源に留まることもできず、暗闇に安住することもできず、 プラスチックカバーに頭打ちつけてすり減らすだけの夏の虫。 痛みはないが、切なさがある。

ツアコン

両親と行く出雲旅行の旅程を組んでいる。 今日レンタカーを予約し、ひとまず骨子はこれで完了。 温泉、食事、足まで揃った。 総額は旅行社の宿泊付きフリープラン企画と大差なし。 二泊三日で5万8千弱。ここに昼食2回夕食1回の食費がかかる。 温泉ハシゴして…

ぎりぎり

拾月二日の更新を跡づける。 本ブログは追記あり修正ありのアーカイブスですので。 その声は鳩舎から 海溝から廃炉から 響いてくる わたしは吽のしっぽの付け根のあたりを噛み切った 口蓋と舌頭の間で 跳ね回るしっぽ その言い難い柔和さ 極細の骨の配列 歯…

河口湖畔のこうもり

先週はフジバレエ2015を鑑賞に河口湖へ。 二日目の「こうもり」を観る。 オーストリア・メルヴィッシュ湖上演劇祭の楽団の初国外上演だとか。 初オペレッタ。 30人規模の楽団揃えての生演奏が主体で、ドラマ仕立てのライブコンサートという感じ。歌劇とはい…

颱風

「滝のような雨」というほどの視界不良には遠いが、駅の屋根を叩く雨音はゴーっと鳴っているね。

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